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主な消化器の病気(胆のう・すい臓の病気)

胆石/胆のう炎

胆石を持っている人の割合は人種によって異なるようですが、日本だと5-10%の人に胆石があるといわれています。胆石が胆のうや胆管の出口に詰まることで、胆のう炎や胆管炎をおこします。胆のう炎/胆管炎は時に重篤な病状になりますので、注意が必要です。症状は胃(みぞおち)や右のあばらの下に痛みを感じることが多く、胃の病気と勘違いされることもあります。放置すると危険な病気ですので、胃の痛みなどの症状がある方は早めにご相談下さい。

急性/慢性膵炎

膵臓は胃の裏にある臓器で、消化液や血糖値を下げるインスリンを出す臓器です。そのため糖尿病との関係が深く、急に糖尿病が悪化した場合には、まず膵臓の検査をするのが鉄則です。急性膵炎はアルコールの飲みすぎや脂っこいものの摂り過ぎ、胆石が原因で発症します。慢性膵炎の多くはアルコールの長期大量摂取が原因です。また、慢性膵炎の方は、膵臓がんが発生するリスクが高くなります。膵臓の病気の診断は難しく、見逃されることも多いため、ぜひ膵疾患診療の経験豊富な当院にお任せください。当院ではCTや精密なエコー検査で慢性膵炎や膵臓がんの早期発見に努めています。

膵臓がん

膵臓がんは皆さんご存知の通り、とても怖い病気です。膵臓がんは一般的に見つけにくく、進行した状態で見つかることが多いため、生存率が低くなってしまいます。確かに見つけにくいのですが、我々専門家はエコーやCTで膵臓のちょっとした変化を見つけて早期発見に努めていますので、膵臓は経験豊富な専門家の下でしっかりと検査を受ける必要があります。当院では膵臓にターゲットを絞った精密なエコー検査を実施しています。ご家族に膵臓がんの方がいる人、お酒をよく飲む人、糖尿病の人、すい臓に水の袋(のう胞)を指摘された人など膵臓がんのリスクの高い方はぜひ当院にご相談下さい。

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