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当院の診療方針

私が医師になってから、ずっと守ってきた2つのルールがあります。

1つ目のルールは、患者さんを自分の家族と考え診療すること。

時に難しい判断に迫られる医療現場において、治療方針に迷った場合「もし、自分の親や子供が患者さんと同じ病状だったら、どういう選択をするだろうか」と常に考えながら、これまで患者さんに過不足ない誠実な医療を提供してまいりました。これから出会う患者さんに対しても、自分の大切な家族と考え、誠実に診療させていただく所存です。

2つ目のルールは、患者さんの症状や身体所見を重視すること。

当たり前のことに思われるかもしれませんが、血液検査やCTなどを簡単に行うことができる昨今の医療現場では、医師は検査結果のみに目を通し、患者さんご自身の診察をおろそかにする傾向があります。私はまず患者さんのお話をしっかり伺い、必ず診察をさせていただきます。お腹が痛いと来院された患者さんのお腹に一度も触れずに血液検査やCT検査を行うことはありません。もちろん血液検査やCTは重要なツールですが、その前に患者さんをしっかりと診察する姿勢を徹底いたします。

今後は、地域に密着した町医者という性質を最大限に生かし、より一層、患者さんやそのご家族に寄り添いながら、皆さまに安心していただけるように、誠実な医療のご提供をお約束します。

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